『同窓会』Part12011/10/07 21:24

今月末、高校の同窓会が卒業して以来33年ぶりにある。
(現段階では参加出来るかどうか未定だが、
一応、可能だったら行く方向で考えている)

今でこそ(経済的には恵まれている...とは言えないまでもw)
多くの楽しい友人達や理解者に恵まれ、音楽的には、
ほぼ理想的と言っていい環境を得ることが出来たが、
正直言って、中学以降の学生時代は自分にとっては大暗黒時代。

だいたい、世の中がまだまだ保守的だった70年代に、
「俺はロックミュージシャンになるんだ!」なんて
一人息巻いている時点で、社会的には完全にアウト。
性格も、群れるのが苦手で自意識過剰。自己顕示欲も暴走気味。
(「今でもそうだろ!」とか突っ込まないでねw)
勉強もスポーツも大して出来ず、女の子にもてることも無く、
同級生や不良達ともなじめず、周りから見ればただの変人。
今で言うなら『KY』。一昔前なら『おたく』。
80年代だったら『暗〜い』とか女の子から
言われちゃったりする感じか。(苦笑)
当然、高校時代も多少の友人はいたとはいえ、
そのエキセントリックな性格故、
基本的には周りからは敬遠され、浮きまくっていた存在。
(ちょっとした”虐め”も受けたりもした)

ただ、音楽だけは本当に好きで、それなりに真剣にやっていた。
皆が”コンパ”と称した飲み会で楽しくやっている中、
「家で練習したいから」と言って、よく途中で帰った。
(”コンパ”そのものが好きではなかった)
ロックミュージックへの偏見から逃れるために、
(今となっては、ただの子供じみた抵抗の仕方だが)
決してたばこは吸わなかったし、
授業も基本的には、ほとんど無遅刻無欠席を貫いた。
しかし、襟元正せど所詮変人は変人。(^^)
学校社会では”異形の者”であることに変わりはない。

ミュージシャンになる夢を標榜していても、
(んまっ、今となってはどうでもいいことだが...)
「石黒が”日本のキース・エマーソン”になるなら、さしずめ俺は弁護士だ」
と揶揄されたり、「四人囃子の○○さんと将来一緒にやるんだ!」
と言えば、「ギャッハッハッハッ」と大声で笑われたり...

いずれにせよ、疎外感や孤独感が常に支配的だった、
正に「暗〜い」(笑)我が学生時代だったのである。
(※この業界には似たような経験をしている者も少なくない)

Part2に続く。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック