『「好きなことをやってると、嫌われる」という事実。』2017/10/12 17:55

非常に身につまされますね。
比較的この手の記事を取り上げる機会が多いと思いますが、
それだけ心底うんざりしているのにも事実。
従って、”彼ら”とは出来るだけ関わらないようにするのがベスト。
多くの気心の知れたミュージシャン仲間と、
応援してくれているファンの方々がいれば、
自分はそれで十分幸せです。

http://blog.tinect.jp/?p=31324

『アクセスランキング67位』2017/10/13 09:44

久しぶりに書いたら、いきなりのコレw
年内で閉めようと思ったのに、これじゃ〜考えてしまうよ。

『なんでも出来る?...否!』Part12017/10/15 15:28

もちろん”それ”を目指して努力してきたのだが、
最近「石黒さんって、本当に何でも出来るんですねー」と、
言われることが多くなった。
ただ、正確には”何でも出来る”ではなく、
”何でもやるようにしている”程度のレベルではある。

最近も、札幌のヘビーメタルのイベントに出演したり、
サラ・オレインのサポートでクラシックのホールの出たり、
相変わらず、ライブハウスでファンクだフュージョンだ演ってる。
まぁ〜こんな動きをしているミュージシャンは、
他にはあまりいないかもしれない。
ただ、自分は「何でも出来まっせ!」と自慢したいわけではなく、
基本、様々なジャンルの音楽を吸収したい衝動が根底にある。
そのためにはスキルを磨くだけではなく、
そのジャンル専門の人達と交流し、より深く学ぶ必要がある。
また、彼らの仲間になるためには、情熱はもちろんだが、
その分野に対しての”愛”が必要なのは言うまでもなく、
知識もある程度詳しくないと難しい。
同好の士であるからこそ、話とは弾むものだし、
人間関係はより円滑化する。

その昔、サックスの土岐英史さんとセッションした時、
打ち上げで「石黒はプログレの人だと思ったのに、
なんでそんなにジャズに詳しいんだ?」
と尋ねられたことがある。
そして、コレを入り口にジャズのアドリブのメソッドを、
本人から直接学ぶことが出来た。
興味を持ってもらえたんだと思う。

技術面で器用なプレイヤーであれば、何でも”形上”では、
それなりに出来ているように見えるかもしれないが、
専門の人から見れば奇異にうつるだけだ。
言語で言えば、喋れてはいるが発音が出来ていない状態とも言える。
一般的日本人から見たら、たとえ流暢に話していたとしても、
日本人の喋る英語の発音の正確さは、
実際にネイティヴかどうかは判断しづらい。

”何でも出来る”ためには”何でも好きになる”必要があり、
実は後者の方が前者より何倍も難しい。
少なくとも、それぞれのジャンルに対して、
好きになる→詳しくなる→発音が良くなる、
というプロセスを経ていかないと、
自分の中では”出来る”という状態に近づけられない。
従って、途方もない時間がかかるのは言うまでもない。

実名を上げて申し訳ないが、
パット・メセニーのカバーするジミヘンや、
ドリームシアターのカバーするエルトン・ジョンなどは、
自分には奇異に映ってしまうということだ。
(ちなみに、自分はこの2つのアーティストのアルバムは、
共にほぼコンプリートしているぐらい、よく聴いているし、
好きだということを、ここに加えておく)

久々の長文で疲れたので、今日はココまでw
Part2をお楽しみに。