♪イシブロ

んで、その三枝とは、何と！20数年ぶりの共演。
その昔、鳥山（雄司）氏のバンドで一緒だった時以来だ。
（Saxは後にT-SQUAREに入る本田雅人だった）
最近、こういった昔の仲間と久しぶりに演奏する機会が増えているが、
旧交を温めつつ、この歳になって、
再び一緒に演奏出来るというのは、実に幸せなことだ。

小口君は当然初共演。
清水さんの片腕的存在で、彼同様アマチュアとはいえ、
才気溢れる優れた音楽家だ。
彼とのシンセバトルは実は僕の発案。
彼のシンセソロは、僕とキャラがかぶる部分があったので、
通常、両者間のメリハリを付けるために、
ピアノソロかオルガンソロでもやるところを、
あえて彼と同傾向のシンセの音色を選んで対峙した。
（バカアイデア）
案の定、キャラがかぶるどころか、
どっちがどっちだかさっぱりわからない、
メリハリ無く盛り上がる”ソロバトル”という
実に”アホな”様相を呈し、笑えた！（^^）

ハルキチさんの”工作少年魂”も、そのドラミング同様炸裂していた。
当日、『サンダーバードのテーマ』（変拍子Ver.）を、
彼のアレンジで演奏したのだが、なんとコレ（写真）を、
全員分作ってきた。
国際救助隊のマークは、インターネットで画像を捜して、
拡大シール化して貼り付けたモノだそうです...(-_-;
（我が家のドーモ君に被せてみました）

全員で被って演奏したのは、言うまでもない。

おまけにコレ！

曲中で叩いていたので、「あ〜銅鑼も持ってきているんだー」と、
楽屋で見つけるまで気がつかなかったが...
ダンボールで出来てんじゃん！(-_-;
おまけに、御丁寧に綺麗な漢字で「喧騒」と書いてある。
んで「達筆なんですねぇ〜」と彼に言ったら、
「あっ、それコンピューターで打って、フォントを拡大して張ったんだ」
...と。(-_-;
でも、コレ...絶対、客席からは見えないと思うんですけど...(-_-;

まぁ〜とにかく、ハルキチさんも清水さんに負けず劣らずの
”変人ぶり”（失礼！）である。

と、楽しく終わった『清水義央＆カイコーズ』。
再演の予定も無く、美しく”真冬の夜の夢”と消えていく。

しか〜し！他の二人はどう思っているかは知らないが、
いつか三頭政治の音源（CD）でも作れたら、ちょっと楽しいかもね。
人生のゴールも近づいてきていることだし...

最後に、お忙しい中、御来場くださった大勢のお客様。
本当にありがとうございました。
m(_ _)m

（写真：左より小口健一、三枝俊治、清水義央、石黒彰、山本治彦）