『清水義央&カイコーズ~KENSO清水義央のソロプロジェクト・ファーストライブ』Part12010/02/28 21:03

んで、翌日21日。大盛り上がりの中、無事終了!\(^O^)/
早々とチケットもSOLD OUT。
それだけに、プレッシャーも多少あったが、
実際終わってみると、お客さんのおかげもあって、
とてもヒューマンで温かい雰囲気に包まれた、
実に楽しいライブだった。

清水さんと一緒にライブをやるのは、
一昨年の『TOSHIMI SESSION』以来、二度目だけど、
リハーサルが普段のセッションより多かったせいか、
より”音楽的”アプローチに集中することが出来たと思う。
実際、フォーマルな意味での”プログレ”的なものは、
全く要求されなかったので、
リハでは自分なりのアイディアを出してみたり、
演奏面では、近年自分なりに研究してきた事を、
随所で試させてもらった。
そして、清水氏は”それ”を快く受け入れてくれた。
とても嬉しかったし、感謝もしている。

初共演であり、正に”KENSOサウンド”の礎を清水さんと作った
『山本ハルキチ』氏も実に素晴らしかった。
そのアレンジャー、プロデューサー的視点のドラミングは、
楽曲を輝かせ、バンドを強烈にドライブさせる。
(81年頃、彼を始めて見たときのショックが思い出された)
音符は長く、重心は低い。そしてグルーヴィー。
日本人には数少ないタイプだと思う。
(普段、ドラムを叩いていないのが実に勿体ない!)

全くの私見だが、今回面白かった要因の一つとして、
絶妙だったバンド内での”パワーバランス”がある。
小口&三枝の両名は、普段からKENSOのメンバーとして機能しているので、
清水さんに対しては、それに準じていた姿勢。
しかし、山本&石黒の両名には、そういったモノは全くないので、
ちょうどバンド内で、清水、山本、石黒による三頭政治
(トリアンビラート!)
が敷かれたような格好...と言ったら言い過ぎだろうか?(^^)
しかし、この関係が音楽面でもリハの段階から、
実に上手く機能しており、なかなか面白い感じになったと思う。
もっとも、これが30年前だったら、
エゴぶつかり合う三つ巴の大戦争となり、オロオロする小口&三枝...
といった図式が浮かんでしまい...(笑)

時間は人に優しい。(^^)
(Part2に続く)

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