弁護士、税理士、司法書士2007/06/01 16:53

という、僕には全く縁のなかった職種の方々に、最近お世話になっている。
理由は詳しくは割愛するが、いわゆる「家庭の事情」ってやつ。
年老いた母親(80歳)と家族全体のためと言ってもよい。
おまけにちょい複雑。
実際、僕自身には全く関係のないことだったので、
「何で俺がこんなことせにゃ〜あかんの?」っ〜感じなのだが、
状況からして家族の中で動けるのは僕だけ。これも運命とあきらめている。

ところで、この世間一般に”先生”と呼ばれる職種の方々。
会うまでは当然”お堅い”印象。しか〜し、実際は全くの別物。
なぜかミュージシャン並に”キャラの立った”個性的で魅力的な人達ばかり。
話はおもしろいし、なんだか妙に”浮世離れ”しているし...何で?

親知らず2007/06/16 16:27

う〜ん...接写って難しいなぁ〜。どうしてもピンボケってしまう。
ということで先日、『KENSO』の清水先生に親知らずを抜いてもらいました。

実は”歯を抜く”ということ自体が、僕にとって人生初めて。
周りからも「結構大変だよ〜」と散々脅されていたので、
治療前はビビりまくり。
が、しか〜し!いざ治療となると全くの無痛&微血。
まるで魔法にかかったような気分の内に、
1時間ちょいで終わってしまいました。
まるで『KENSO』の音楽のような緻密さ&的確さです。
本当にありがとうございました。

追伸:
清水先生!お互い元気な内に、必ず一緒にステージに立たせてくださいね。
(四半世紀前からの友人である私達は、
なぜか一度も共演したことがないのです。)

誰が言ったか知らないが...2007/06/19 00:47

6月9日は『三宿ロックの日』っ〜ことで、
日頃から僕と富倉(安生)さんが懇意にしている
三宿の飲み屋「連月」でセッションしてきました。
(もう10日たっちゃいましたね)

メンツは写真通りの『Paradigm Shift+α』といった豪華な布陣。
(左から中村哲、俺、坪倉唯子、宮崎まさひろ、富倉安生、松下誠...敬称略)
リハは本番前に”ちょちょいのちょい”とやっておしまい。
曲も各自持ってきた中から適当にピックアップ。
歌モノ半分、インスト半分の構成。
で、本番では当然のごとくリハで打ち合わせた”お約束”が、
次々と破られていきます(^^)...が、さすが皆さん歴戦の強者揃い。
帳尻合わせも超一流。全く問題ありませ〜ん...つ〜か、
リハと違っちゃってるのが何だか楽しい。

今回2度目の共演となる、坪倉女史の歌&パフォーマンスも最高!
何となく前回に比べて(音楽的にも人間的にも)距離が縮まった感もあり、
これまた大きな収穫。やっぱミュージシャンは相互理解を深めるには、
一緒に音を出してみるのが一番。
「音は言葉より雄弁なり」。

※写真が”全員揃って譜面かぶりつき”なのが笑える。

blue... PRISM2007/06/21 12:27

出ました(^^)
僕は2曲目の『Daybreak Confusion』に参加しています。
このアルバムでは一緒に演奏こそしていませんが、
かつての師匠「佐山雅弘」さんと(同じゲストプレイヤーとして)
初めて名前を連ねることも出来ました。
最初に出会ってから約21年...感慨深いモノがあります。

邦楽器奏者と共演2007/06/25 22:15

する場合、必ず付きまとうハードルがある。
(個人的見解です)
まずリズム。特に16ビート系になると合わないこともしばしば。
そしてハーモニー。大抵の場合、彼らの持つ楽器の構造上、
キーチェンジやコードチェンジが自由自在というわけには当然いかない。
また、音色が上手くマッチせず、相殺してしまうことも多い。

もちろんそういった特性は、その楽器固有の"個性の産物"であり、
不可欠なものであることは言うまでもないが、
出自の全く違う西洋楽器との共演など、前提に作られているはずもなく、
結果、”その志とは裏腹に”アイディア倒れの中途半端な結果に
終わってしまうような場合が多い...ような気がする。

で、『工藤流津軽三味線』のJoeさんと先日セッションしてきた。
(今回、こちらは基本的にはピアノ&エレピを使用)
彼のプロフィールはこちらなんですが...
http://www.blue-joe.com/index.html
...といった、素晴らしい経歴の持ち主。お弟子さんも多数抱えている。
(15歳の息子さんも全国大会で優勝するほどの腕の持ち主)
おまけに、なぜか(国葬クラスの葬儀も仕切る)大手葬儀屋の社長さん。
で、プロフィールにも書かれているように、
尊敬する人の中には『和田アキラ』の名が!
90年代当時、僕が『六本木Pit-Inn』で精力的にやっていたセッションにも、
よく足を運んでくれていたそうだ。
本当に世の中、色んな方がいらっしゃいます(^^)
で、ちょいとした御縁で今回Duoという形で共演することとなりました。
で、ライブ自体は盛り上がり、内容的にも充実。
Joeさんのお弟子さんやお客さんにも好評だったようなので一安心。

ただ”新しい試み”故、当然といえば当然なのだが、
先に述べたような事に準じた課題も、いくつか残った。

リズム的にはJoeさん自身がバンド経験者であり、違和感は全くない。
(自らJ-Projectという津軽三味線をフィーチャーした
フュージョンバンドを率いている。アルバムには和田さんも参加)
ハーモニーの組み立て方と音色のマッチングは、
やはり改善の余地あり...っ〜か、もっと”擦り合わせ”作業が必要だと実感。

特に『俵つみ唄』と『弥三郎節』(共に古典民謡)の
2曲をアレンジ&演奏していた時に気付いたことがある。
「あっ!モード解釈すればいいんだ。そこからコードを割り出し、
プログレッションを作れば、上手くいくじゃん!!」
「そうなんだよなぁ〜。民族音楽なんだから当然モードモード!」
「これだったら、Joeさんもコードチェンジをさほど意識しなくても
ソロが自由にとれるじゃん!」
っ〜ても、ほとんどの方は「何のこっちゃ?」ですよね〜m(_ _)m

まぁ〜結論から言うと、図式的には『邦楽器→西洋音楽』ではなく、
『西洋楽器→邦楽』の方が、邦楽器固有の特性を犠牲にすることなく、
より良い結果を出せるのでは?なんて思った次第であります。