『今年を振り返る』 ― 2017/12/30 14:20
まぁ〜今年も色々やらせていただきましたが、
一番のトピックはやはり3月のガスリー(ゴーヴァン)との共演かなー。
彼から指名を受けたのも二度目だったから嬉しかったです。
最近はスティーヴ・ヴァイとも共演しているベースの、
モヒニ(デイ)も素晴らしかったですね。
実際、ガスリーからは大きな影響を受けました...と言うか、
自信をもらいました。自分の追求してきたスタイルは、
日本ではあまりポピュラリティーのあるものではないですが、
彼はそれを受け止め、喜んでもいてくれていたようでした。
音楽的バックボーンや姿勢がとても近いんですね。
ステージを観た方は、我々の間に独特の空気が流れていたことを、
感じてくれたと思います。
ガスリーに僕を紹介してくれた(山本)恭司さんにも、
「石黒君はガスリーと演っている時が一番いいよ!」と、
先日御一緒した時に言っていただきました。
来年も、また一緒に演れたらいいですねー。
一番のトピックはやはり3月のガスリー(ゴーヴァン)との共演かなー。
彼から指名を受けたのも二度目だったから嬉しかったです。
最近はスティーヴ・ヴァイとも共演しているベースの、
モヒニ(デイ)も素晴らしかったですね。
実際、ガスリーからは大きな影響を受けました...と言うか、
自信をもらいました。自分の追求してきたスタイルは、
日本ではあまりポピュラリティーのあるものではないですが、
彼はそれを受け止め、喜んでもいてくれていたようでした。
音楽的バックボーンや姿勢がとても近いんですね。
ステージを観た方は、我々の間に独特の空気が流れていたことを、
感じてくれたと思います。
ガスリーに僕を紹介してくれた(山本)恭司さんにも、
「石黒君はガスリーと演っている時が一番いいよ!」と、
先日御一緒した時に言っていただきました。
来年も、また一緒に演れたらいいですねー。
『ヤベー』 ― 2017/12/29 21:26
続編の記事を書こうと思っていたら既に年末。
書くのは年明けかな...
書くのは年明けかな...
『なんでも出来る?...否!』Part1 ― 2017/10/15 15:28
もちろん”それ”を目指して努力してきたのだが、
最近「石黒さんって、本当に何でも出来るんですねー」と、
言われることが多くなった。
ただ、正確には”何でも出来る”ではなく、
”何でもやるようにしている”程度のレベルではある。
最近も、札幌のヘビーメタルのイベントに出演したり、
サラ・オレインのサポートでクラシックのホールの出たり、
相変わらず、ライブハウスでファンクだフュージョンだ演ってる。
まぁ〜こんな動きをしているミュージシャンは、
他にはあまりいないかもしれない。
ただ、自分は「何でも出来まっせ!」と自慢したいわけではなく、
基本、様々なジャンルの音楽を吸収したい衝動が根底にある。
そのためにはスキルを磨くだけではなく、
そのジャンル専門の人達と交流し、より深く学ぶ必要がある。
また、彼らの仲間になるためには、情熱はもちろんだが、
その分野に対しての”愛”が必要なのは言うまでもなく、
知識もある程度詳しくないと難しい。
同好の士であるからこそ、話とは弾むものだし、
人間関係はより円滑化する。
その昔、サックスの土岐英史さんとセッションした時、
打ち上げで「石黒はプログレの人だと思ったのに、
なんでそんなにジャズに詳しいんだ?」
と尋ねられたことがある。
そして、コレを入り口にジャズのアドリブのメソッドを、
本人から直接学ぶことが出来た。
興味を持ってもらえたんだと思う。
技術面で器用なプレイヤーであれば、何でも”形上”では、
それなりに出来ているように見えるかもしれないが、
専門の人から見れば奇異にうつるだけだ。
言語で言えば、喋れてはいるが発音が出来ていない状態とも言える。
一般的日本人から見たら、たとえ流暢に話していたとしても、
日本人の喋る英語の発音の正確さは、
実際にネイティヴかどうかは判断しづらい。
”何でも出来る”ためには”何でも好きになる”必要があり、
実は後者の方が前者より何倍も難しい。
少なくとも、それぞれのジャンルに対して、
好きになる→詳しくなる→発音が良くなる、
というプロセスを経ていかないと、
自分の中では”出来る”という状態に近づけられない。
従って、途方もない時間がかかるのは言うまでもない。
実名を上げて申し訳ないが、
パット・メセニーのカバーするジミヘンや、
ドリームシアターのカバーするエルトン・ジョンなどは、
自分には奇異に映ってしまうということだ。
(ちなみに、自分はこの2つのアーティストのアルバムは、
共にほぼコンプリートしているぐらい、よく聴いているし、
好きだということを、ここに加えておく)
久々の長文で疲れたので、今日はココまでw
Part2をお楽しみに。
最近「石黒さんって、本当に何でも出来るんですねー」と、
言われることが多くなった。
ただ、正確には”何でも出来る”ではなく、
”何でもやるようにしている”程度のレベルではある。
最近も、札幌のヘビーメタルのイベントに出演したり、
サラ・オレインのサポートでクラシックのホールの出たり、
相変わらず、ライブハウスでファンクだフュージョンだ演ってる。
まぁ〜こんな動きをしているミュージシャンは、
他にはあまりいないかもしれない。
ただ、自分は「何でも出来まっせ!」と自慢したいわけではなく、
基本、様々なジャンルの音楽を吸収したい衝動が根底にある。
そのためにはスキルを磨くだけではなく、
そのジャンル専門の人達と交流し、より深く学ぶ必要がある。
また、彼らの仲間になるためには、情熱はもちろんだが、
その分野に対しての”愛”が必要なのは言うまでもなく、
知識もある程度詳しくないと難しい。
同好の士であるからこそ、話とは弾むものだし、
人間関係はより円滑化する。
その昔、サックスの土岐英史さんとセッションした時、
打ち上げで「石黒はプログレの人だと思ったのに、
なんでそんなにジャズに詳しいんだ?」
と尋ねられたことがある。
そして、コレを入り口にジャズのアドリブのメソッドを、
本人から直接学ぶことが出来た。
興味を持ってもらえたんだと思う。
技術面で器用なプレイヤーであれば、何でも”形上”では、
それなりに出来ているように見えるかもしれないが、
専門の人から見れば奇異にうつるだけだ。
言語で言えば、喋れてはいるが発音が出来ていない状態とも言える。
一般的日本人から見たら、たとえ流暢に話していたとしても、
日本人の喋る英語の発音の正確さは、
実際にネイティヴかどうかは判断しづらい。
”何でも出来る”ためには”何でも好きになる”必要があり、
実は後者の方が前者より何倍も難しい。
少なくとも、それぞれのジャンルに対して、
好きになる→詳しくなる→発音が良くなる、
というプロセスを経ていかないと、
自分の中では”出来る”という状態に近づけられない。
従って、途方もない時間がかかるのは言うまでもない。
実名を上げて申し訳ないが、
パット・メセニーのカバーするジミヘンや、
ドリームシアターのカバーするエルトン・ジョンなどは、
自分には奇異に映ってしまうということだ。
(ちなみに、自分はこの2つのアーティストのアルバムは、
共にほぼコンプリートしているぐらい、よく聴いているし、
好きだということを、ここに加えておく)
久々の長文で疲れたので、今日はココまでw
Part2をお楽しみに。
『アクセスランキング67位』 ― 2017/10/13 09:44
久しぶりに書いたら、いきなりのコレw
年内で閉めようと思ったのに、これじゃ〜考えてしまうよ。
年内で閉めようと思ったのに、これじゃ〜考えてしまうよ。
『「好きなことをやってると、嫌われる」という事実。』 ― 2017/10/12 17:55
非常に身につまされますね。
比較的この手の記事を取り上げる機会が多いと思いますが、
それだけ心底うんざりしているのにも事実。
従って、”彼ら”とは出来るだけ関わらないようにするのがベスト。
多くの気心の知れたミュージシャン仲間と、
応援してくれているファンの方々がいれば、
自分はそれで十分幸せです。
http://blog.tinect.jp/?p=31324
比較的この手の記事を取り上げる機会が多いと思いますが、
それだけ心底うんざりしているのにも事実。
従って、”彼ら”とは出来るだけ関わらないようにするのがベスト。
多くの気心の知れたミュージシャン仲間と、
応援してくれているファンの方々がいれば、
自分はそれで十分幸せです。
http://blog.tinect.jp/?p=31324
『人生をいじくり回してはいけない』 ― 2017/06/27 01:17
http://kokoro-movie.com/2017/06/09/post-14589/
いい事言うなぁ〜水木しげるさん。全く同感です。
自分も若い頃から本当にこういう風に思って生きてきたんで、
元気をもらいます。周囲の理解は得られませんでしたけどねw
ありがとうございます。
m(_ _)m
いい事言うなぁ〜水木しげるさん。全く同感です。
自分も若い頃から本当にこういう風に思って生きてきたんで、
元気をもらいます。周囲の理解は得られませんでしたけどねw
ありがとうございます。
m(_ _)m
『弟子』 ― 2017/05/07 21:17
その昔、アマチュア時代の話だが、
ジャズピアニストの佐山(雅弘)さんの弟子になりたくて、
ライブの追っかけをやっていたことがある。
どうしたら弟子にしてもらえるかわからなかった自分は、
まず、顔を覚えてもらおうと、いつも最前列に陣取った。
そして、これだけでは足りないと思い、
佐山さんのプレイを毎回小型のカセットレコーダーで録音し、
情熱の証として、それを10数曲分採譜した譜面を片手に、
勇気を振り絞って本人に面会を求め、弟子にしてもらった。
自分の所にもたまに弟子志願者が来る。
唯一、プロになった弟子は真面目だったし、
どんだけきつく言ってもへこたれることはなかった。
(泣かせたこともあるぐらいである)
宿題をきちんと期日を守ってやってくるのはもちろん、
研究熱心だったし、積極的に自分の作品も持ってきた。
そのくらいの情熱があるんだから、上手くもなるし、
プロになれて当然の男だった。
彼はギタリストだったので、自分の元を卒業した後も、
超一流スタジオ系ギタリストを紹介し、勉強させにも行かせた。
近年の弟子志願者は本当にどれもダメな子達で、
宿題はきちんとやってこないし、情熱にも欠ける。
自分で音楽を研究したりせず、習えばどうにかなると思っている。
加えて「辞めたい時は辞めてもいいから連絡を必ずくれ」と
言っているのに、辞める時はこちらに結局待ちぼうけを食わせ、
何も連絡してこない。
まぁ〜それが今の子であり、時代なのかもしれないが、
上記のような弟子入り経験者としては、
彼らのような行動や考え方が、
全く理解出来ないのは言うまでもない。
ジャズピアニストの佐山(雅弘)さんの弟子になりたくて、
ライブの追っかけをやっていたことがある。
どうしたら弟子にしてもらえるかわからなかった自分は、
まず、顔を覚えてもらおうと、いつも最前列に陣取った。
そして、これだけでは足りないと思い、
佐山さんのプレイを毎回小型のカセットレコーダーで録音し、
情熱の証として、それを10数曲分採譜した譜面を片手に、
勇気を振り絞って本人に面会を求め、弟子にしてもらった。
自分の所にもたまに弟子志願者が来る。
唯一、プロになった弟子は真面目だったし、
どんだけきつく言ってもへこたれることはなかった。
(泣かせたこともあるぐらいである)
宿題をきちんと期日を守ってやってくるのはもちろん、
研究熱心だったし、積極的に自分の作品も持ってきた。
そのくらいの情熱があるんだから、上手くもなるし、
プロになれて当然の男だった。
彼はギタリストだったので、自分の元を卒業した後も、
超一流スタジオ系ギタリストを紹介し、勉強させにも行かせた。
近年の弟子志願者は本当にどれもダメな子達で、
宿題はきちんとやってこないし、情熱にも欠ける。
自分で音楽を研究したりせず、習えばどうにかなると思っている。
加えて「辞めたい時は辞めてもいいから連絡を必ずくれ」と
言っているのに、辞める時はこちらに結局待ちぼうけを食わせ、
何も連絡してこない。
まぁ〜それが今の子であり、時代なのかもしれないが、
上記のような弟子入り経験者としては、
彼らのような行動や考え方が、
全く理解出来ないのは言うまでもない。
『新たな出会いに新たな音楽』 ― 2017/05/01 23:53
最近、広がって嬉しいな。
\(^o^)/
\(^o^)/
『天才』 ― 2017/04/10 22:45
日本の音楽シーンにおける”天才”の粗製乱造ぶりや、
”世界的評価”の演出には、
時に苦笑するしか無いようなものもあるが、
まぁ〜それもまたビジネス戦略の一つとして考えれば、
ある程度は仕方のないことなのだろう。
ただ、昔と違って今はネット社会。
あまりにも実体とかけ離れた過剰な演出はすぐバレる。
でも、ファンにとってはそれでもいいのかもしれない。
”夢の提供”もミュージックビジネスの大事な一部。
嘘か真かなんて話は、もしかしたらナンセンスなのかもしれない。
最近、自分が思う”天才”の定義に、
正に適合するアーティストと仕事をした。
名は『サラ・オレイン』。
詳しくはココを見ていただきたいが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/サラ・オレイン
とにかく歌もヴァイオリンも非常に完成度が高い。
それもリハーサルからである。
加えて、ギターを弾き始めて1ヶ月も経たないのに、
ステージで弾き語りを披露してしまった。
優れた技術だけで”天才”と呼ばれている音楽家は結構いるが、
彼女の場合、それに加えて表現力も極めて成熟している。
的を得たディレクションは、こちらの心を読まれているようで、
怖いぐらいだ。
更に5ヶ国語に堪能。
大学も母国オーストラリアで主席卒業。
東大にも入り直している。
しかし、音大には行っていないのだ。
何という事であろう...
もはやここまで凄まじいと、
凡人である自分を憐れむのを通り越して、逆に爽快であるw
御一緒出来て光栄でした。
”世界的評価”の演出には、
時に苦笑するしか無いようなものもあるが、
まぁ〜それもまたビジネス戦略の一つとして考えれば、
ある程度は仕方のないことなのだろう。
ただ、昔と違って今はネット社会。
あまりにも実体とかけ離れた過剰な演出はすぐバレる。
でも、ファンにとってはそれでもいいのかもしれない。
”夢の提供”もミュージックビジネスの大事な一部。
嘘か真かなんて話は、もしかしたらナンセンスなのかもしれない。
最近、自分が思う”天才”の定義に、
正に適合するアーティストと仕事をした。
名は『サラ・オレイン』。
詳しくはココを見ていただきたいが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/サラ・オレイン
とにかく歌もヴァイオリンも非常に完成度が高い。
それもリハーサルからである。
加えて、ギターを弾き始めて1ヶ月も経たないのに、
ステージで弾き語りを披露してしまった。
優れた技術だけで”天才”と呼ばれている音楽家は結構いるが、
彼女の場合、それに加えて表現力も極めて成熟している。
的を得たディレクションは、こちらの心を読まれているようで、
怖いぐらいだ。
更に5ヶ国語に堪能。
大学も母国オーストラリアで主席卒業。
東大にも入り直している。
しかし、音大には行っていないのだ。
何という事であろう...
もはやここまで凄まじいと、
凡人である自分を憐れむのを通り越して、逆に爽快であるw
御一緒出来て光栄でした。
『GUTHRIE GOVAN with MOHINI DEY, AKIRA ISHIGURO & SENRI KAWAGUCHI』 ― 2017/01/12 22:27
公式発表出ました。
ガスリーから呼ばれるのは今回で二度目ですから、
正直、物凄く嬉しいです。とても光栄に思います。
初共演のベースのモイーニちゃんも、
スティーヴ・ヴァイの新譜の1曲目に、
フィーチャリングされているほどの凄腕。
ドラムの千里ちゃんの実力と活躍は言わずもがなですね。
無名なのは俺だけ...ヤバイ!(^^;)>
でも、頑張ります!(^^)/
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/guthrie-govan/
http://amass.jp/83279/
ガスリーから呼ばれるのは今回で二度目ですから、
正直、物凄く嬉しいです。とても光栄に思います。
初共演のベースのモイーニちゃんも、
スティーヴ・ヴァイの新譜の1曲目に、
フィーチャリングされているほどの凄腕。
ドラムの千里ちゃんの実力と活躍は言わずもがなですね。
無名なのは俺だけ...ヤバイ!(^^;)>
でも、頑張ります!(^^)/
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/guthrie-govan/
http://amass.jp/83279/
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